4年制の「高度専門士課程」を設ける専門学校が今年2月時点で182校と、2005年12月時点に比べ52%増えていることが、文部科学省の調べで分かった。
従来より高度な内容を教え、卒業者は大学院の進学資格を得ることができるメリットもある。大学全入時代を迎え厳しい競争に生き残るため、専門学校が学生にアピールする手段にもなっているようだ。
高度専門士課程は、4年制以上で総授業数3400時間以上などの要件を満たした学科に認められ、卒業生は「高度専門士」という大学院に直接進学する資格が得られる。これまで専門学校の卒業生には大学への編入資格しかなかったが、05年9月の制度改定で認められた。
分野別では医療系が53.2%を占め、工業系が22.1%、商業・実務系が12.1%と続く。医療系ではリハビリテーションや看護の学科が多い。
文科省によると、専門学校に在籍する学生数は06年に66万7188人と前年に比べ4.1%減少した。
大学全入時代を迎え、大学に人が流れているためで、学校数も頭打ちが続いている。