中央大学と凸版印刷株式会社は、「産学連携」で双方向性をもった包括的な連携協定を締結。
従来の包括連携は、大学から企業への技術移転を軸としたものが主流であったが、今回の包括連携では、企業と大学双方の働きかけにより企業における技術上の課題と大学における人材育成上の課題の双方に取り組むという。
双方にとってメリットのある継続的、組織的な連携関係の構築が目的だ。
こうした包括的な産学連携の取り組みは中央大学にとって初の試み。
今年度からの連携にあたり、両者は共同研究課題として「印刷生産技術」と「デジタル再現技術」を取り上げている。
また凸版印刷は、中央大学で行われる「産学連携教育」へ講師を派遣し、産業キャリアを見据えた人材育成を支援するという。
中央大学では、2010年の創立125周年に向けて、「中央大学21世紀宣言」を発表し、「新しい社会を創造する世界最高水準の大学を目指す」ことを目標に掲げる。
「世界レベルでの研究成果の発信・交流」を実現するためにも、企業との連携は不可欠との考え。
大学の独法化以来進められてきた産学連携、今後より自由で双方向的な連携が進むと予想される。