放射線医学総合研究所(放医研)は9月20日、高校生レベルの知識でも理解できる「放射線教育用アニメーション」を一般公開することを発表した。このアニメは放医研の研修課程で実際に使用している。
放医研によれば、東電福島原発の事故以後、国民の間に放射線や被ばく線量についての心配が広がり、国民や地方自治体が独自に線量測定をするようになってきているが、誤った使い方で測定器を使用すると測定結果も不正確になり、誤った解釈をすると心配を助長する結果にもなりかねない、とのこと。
以上のことから、放医研は放射線について正しい知識を持ち、正しく測定することを目的として独自開発の"放射線教育用アニメーション"を公開する。これは白川芳幸研究基盤部長らが平成13年から開発を続けているアニメーションと実写を用いた教育ツールのひとつで、原則として高校生の知識でも理解できるレベル(一部、大学生の知識レベルが必要)で、一般向けに作られているという。
まず最初に「放射線の性質と防護」と「サーベイメータの取扱い」を公開し、10月には「ガンマ線スペクトル解析とその応用Ⅰ(甲状腺モニタ、ホールボディーカウンタ等)」と「ガンマ線スペクトル解析とその応用Ⅱ(ゲルマニウム検出器による分析等)」を公開するとのこと。
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