鋼材卸の電鉄商事とシステム開発のワイズエッグは神戸市や兵庫県内の大学の支援を得て、オンラインゲーム「セカンドライフ」内に仮想都市「ネオ神戸」を建設する。
学生を教育してクリエーターに育てるとともに、企業を誘致し賃貸料収入を得る。利用者が伸びているセカンドライフに産官学で参入する。
まず神戸市在住か市内の学校に通う大学生や大学院生、専門学校生から参加希望者を募り、審査のうえ11人を選抜。9月から実際の教室やウェブ上で30~40時間の講義を受けさせてセカンドライフでの都市建設や経営論を教えた後、制作に入り、12月1日に公開する計画。
都市建設には神戸市役所やベンチャー育成の神戸市産業振興財団、県内の大学、民間企業も加わる。
セカンドライフとは、アメリカ・サンフランシスコのリンデンラボ社が運営する仮想世界のこと。ユーザーは、専用のクライアントソフトウェアをインストールしたPCから、インターネット経由でこの世界にアクセスし、自らの分身であるアバターを操作してその中で活動することができる。
セカンドライフは、2003年にサービスが開始されていたが、脚光を浴びるようになったのは2006年に入ってからである。リンデンラボでは一切プロモーションを行なっておらず、口コミでユーザー数を伸ばしてきた。
2007年2月28日現在で、世界で412万人のユーザーがいるといわれており、そのうち日本のユーザーは2万人程度という。
セカンドライフの仮想世界の中には国籍ごとの居住区などさながら現実のような世界が広がる。
ここで国境を越えて世界中の人が学ぶサイバー大学などが出来上がる日も遠くないかもしれない。
セカンドライフ公式HPhttp://secondlife.com/