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030研究・連携

2007年6月21日

都立産技高専、大学院大、首都大学東京、技術者育成へ3校連携、授業編成柔軟に

高専が来年4月にも独立法人化する見通しだ。

東京都は都立産業技術高等専門学校と産業技術大学院大学、首都大学東京の三者を連携させ、技術系の人材育成を強化する。まず来年4月をめどに産技高専を地方独立行政法人化し、三者を同じ法人の傘下に置く。一体感のある授業編成や人材交流などを進める。特にものづくり技術では、高専と大学院大で9年間の一貫教育に近い体制を取り入れるなど、高専の卒業生に新たな進路を提供する。

公立高専の独法化は、今国会で審議中の法改正を受けて実現する見通し。都は法案の成立を待って都立産技高専の管理を都教育庁から公立大学法人・首都大学東京へ移す。

産技大学院大と産技高専品川キャンパスは同じ建物を使っている。両校ともものづくり技術に関する教育をしていることから、特に連携を密にする。産技高専の本科(五年)から大学の専門課程に相当する同専攻科(2年)に進んだ学生については、産技大学院大(2年)に進学しやすくすることも検討する。

高専は高度経済成長期にわが国の工業の発展のための中堅技術者養成を目的とし、昭和37年に誕生した。現在では社会も様変わりし、科学技術の高度化、社会の複雑化に対応する形で高専も専攻科の整備などの課題がある。

今日の若年層のものづくり離れ、生産拠点の海外進出などから産業の空洞化が懸念される中、大学・大学院などとの連携を強化するなど、専門性・質ともに高い教育を提供する教育機関として、今後の高専の変化が気になる。

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