学習研究社は幼児・児童向けのコンテンツ事業と教室事業の連携を強化する。3月初めに児童書検索サイトを新設。児童向け既存サイトでの新コンテンツも拡充し、幼稚園児と児童を対象にした教室事業のポータル(玄関)サイトとして位置付ける。ネットと現実の教室での学習を組み合わせることができる環境を整備し、付加価値を高める。
新設する「こどもの本」では、学研が発行している約1,200点の児童書や図鑑の情報を検索できる。検索した書籍類の一部の内容を立ち読みできる機能も加える。ニッチな需要を掘り起こす「ロングテール」ビジネスにつなげる。
児童向け情報発信サイト「キッズネット」のコンテンツも拡充する。従来の国語、観察実験、歴史などの教材情報を強化。さらに子供の時から取得できる資格・検定などの情報提供、世界の子供たちを紹介するコラムも新設する。
学研は児童及び幼稚園児向けの教室事業を全国展開している。受験用ではなく、補習用の学習や子供が自ら考えるための体験に力を入れている。
教室事業の会員向けに、「こどもの本」と「キッズネット」をポータル(玄関)サイトとして提供する。利用者の声や要望を集めて、サイトで発信するコンテンツの強化に役立てるほか、教材の開発にもつなげる方針だ。
同社は今年度、教養、娯楽、趣味などの各種コンテンツを、書籍、雑誌とインターネットを組み合わせて提供するクロスメディア事業戦略を強化している。今回の幼児・児童向け戦略もその一環で、教材出版社としての基盤固めを狙っている。
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