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010教育・教材・学習

2009年2月24日

「弱視」向けの拡大教科書 制作はボランティア頼りという現状

弱視の生徒のために文字や図を大きくした「拡大教科書」というものがあるが、これは主に全国のボランティアの手で作られている。

 

昨年出来た法律により、拡大教科書の発行は教科書会社の努力義務になったが、対応はまだ充分進んでいない。ボランティアの力にも限界があり、必要とする子供の一部にしか行き渡っていないのが現状だ。全国に拡大教科書を必要とする生徒は約1700人いると見られているが、実際に手に出来たのは約600人だ。

 

拡大教科書ボランティア「みたか拡大写本グループ」は、富士ゼロックスからカラーコピー機を無償で借りて作成している。しかし、拡大教科書制作は単純に拡大コピーをすればいいというわけではなく、文字を太くしたり、図や写真を切り張りしたりする必要があり、手間がかかる。

 

拡大教科書普及を訴えてきた筑波大付属視覚特別支援学校教諭の宇野和博氏は「義務教育の教科書がボランティア頼りで作られ、しかも不足しているというのは異常な事態。国と教科書会社にさらに努力してほしい」と話している。

 

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