NTTドコモと独立行政法人メディア教育開発センターは、携帯電話の安全な利用法をコミカルなドラマ仕立てで学ぶ映像教材「春野家ケータイ物語」を製作した。教材は全8話で、主人公の中学生が新しい携帯電話を買ってもらうところからスタートし、高校生の兄が好きな女の子へどのようなメールを書くか悩む、小学生の妹がチェーンメールに善意から応じてしまう、などの日常に沿って、携帯電話との付き合い方を学ぶ。1話ごとに解説があり、ドラマとは別に見ることが出来る。
監修者の一人で、教材のシナリオを担当した石原一彦・岐阜聖徳学園大教授は「これまでは携帯電話がきっかけでトラブルに巻き込まれる『暗転型』の教材が多く、恐怖心を煽るだけのものもある」と指摘し、「携帯電話の利用にブレーキをかけることが目的だが、ブレーキがかかりすぎると(機器の利用に対して)消極的になってしまう。(ネットや携帯電話は)使う人の考えや判断で状況が好転したり、悪化したりするものだと示したい。情報に背を向けるのではなく、向き合って選択できる力を身につけてほしい」と期待する。シナリオは、耳にした事例や実体験をアレンジした。
新学習指導要領に明記された情報モラル教育の教材として利用することを目的に作られ、来年2月には全国の学校へ無料配布する予定。
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