最近話題のiPhoneアプリに「Ruby Reader」がある。
株式会社シーエー・モバイルが提供しているアプリで、GoogleリーダーのRSSやウェブサイトの英文をアプリに読み込み、英文にルビを振る形で翻訳する。
発売直後にApp Storeの辞書カテゴリの有料ランキングで1位を獲得した。
※この記事の作成時点では23位にランクインしていた。
この辞書の特長は、辞書データに約10万語を収録している「ロングマン英和辞典」を使っていること、またそれによって調べられない単語もWilipediaやGoogle検索によってすぐにアクセスできることが挙げられる。
とはいえ、辞書機能の充実なら割と目新しい機能とはいえない。だが、この「Ruby Reader」は提供開始以来、このアプリを授業で活用したいと教育現場からの問い合わせがいくつも寄せられているという。
このことについて同社は5月20日付けのブログで言及している。
問い合わせが寄せられている理由について、同社が考えている内容を簡単にまとめると。以下のようになる。
- デジタル教材の特長である「インタラクティブ性」を高度に活用できていること
- 情報収集の分析ツールとして有用であること
このことについて簡単に説明する。
・デジタル教材の特長である「インタラクティブ性」を高度に活用できていること。
従来の紙の教材と異なり、デジタル教材では「インタラクティブ性」とでもいうべき、教材に対して自分の行なえるカスタマイズの幅が広い。
「Ruby Reader」は自分の能力に合わせて教材を選択して学習ことが、自然とできる。提供者側から一方的にコンテンツを配布されるわけではないため、自分の学習の進行度に合わせることができるのである。
・情報収集の分析ツールとして有用であること
現在の企業や教育の現場では常に「正解のない」問題に直面している。このような問題を解決するためには想像力を働かせ、自分の頭を使って考える姿勢が必要である。
自分で考えて問題を解決するためには多くの情報を入手しておいたほうが良いため、必然的に情報収集のツールが重要となってくる。
この点で英語の資料も翻訳し、アクセスをしやすくすることができる「Ruby Reader」は有用である。
先日、教材新聞Webでも紹介した「聞き取り王国」(参考記事)のようなeラーニング教材アプリとしての優れた部分と、情報収集ツールとして人気の「Reeder」のようなRSSリーダーアプリとしての優れた部分を備えた「Ruby Reader」はまさに今の時代の要求を満たしたアプリといえるのではないだろうか。
