米Googleが開発した「Android OS」を搭載するスマートフォンを取り巻く市場が、活況を呈している。
NTTドコモが4月1日に発売した「Xperia」、KDDIが6月上旬に発売する「IS01」、ソフトバンクモバイルが4月下旬に発売する「HTC Desire」と、「Android OS」搭載のスマートフォンは、みるみるその機種数をふやしている。
Androidのアプリ開発により柔軟にカスタマイズできる利便性を背景に、様々なコンテンツが参入し市場は活気づいている。
株式会社電通と株式会社ヤッパは2010年3月30日、両社が提携して立ち上げた電子雑誌の有料配信サービス「MAGASTORE(マガストア)」で、「Android OS」に対応したアプリを開発。2010年6月以降からAndroid搭載スメートフォン向けにサービス提供を開始する予定だ。
同サービスでは、「MAGASTORE」のアプリケーションをダウンロードするだけで、電波圏内ならどこからでも雑誌の購入が可能だ。一度ダウンロードしたコンテンツは、もちろん電波圏外でも閲覧可能。電波の薄い地下鉄などでもイライラせず快適に読めるのがいい。
最新の雑誌コンテンツに加え、雑誌のバックナンバーも購入できる。また、雑誌のテキストだけを抜き出して表示する便利な機能もある。
3月30日時点で、「MAGASTORE」に参加する出版社は28社、閲覧可能な雑誌は39雑誌。
「MAGASTORE」では、2009年9月より iPhone、同年11月よりソフトバンクの Wi-Fi 対応端末、2010年2月よりドコモ端末にて配信サービスを開始しており、今回の Android OS 対応アプリを KDDI の「IS01」に提供することで、国内3キャリアすべてに対応することになった。今後、ドコモの「Xperia」、ソフトバンクの「HTC Desire」などにも順次対応していく予定だという。
また、同じく4月1日にはレコード会社直営の音楽コンテンツ配信サービス「レコチョク」が、Android向けに楽曲のダウンロード販売を開始。
レコチョクは同日から、ドコモのXperiaに対応したアプリ「レコチョクアプリ」を通じて音楽を販売している。アプリは「Androidマーケット」「ドコモマーケット」「andronavi」といったアプリ配信サービスで無料公開し、楽曲をフルサイズで配信。1曲200~420円。
取り扱う楽曲ははじめはレコード会社17社の約1,200曲から開始し、年内には数十万曲の品ぞろえを目指すという。
決済方法はクレジットカードだが、携帯電話料金と一括して引き落とすキャリア課金やプリペイドカードへの対応も検討する方針だ。なお、アプリではダウンロードした楽曲だけでなく、パソコンから取り込んだ楽曲の再生にも対応する。
また、eラーニング教材のAndroid端末向けの進出も見込まれている。
株式会社インフォテリアは、コンテンツ作成サービス「Handbook」を拡充しeラーニング教材をAndroid端末向けに普及させたい考え。こちらは教材そのものを販売するのではなく、企業や学校が自らのニーズに合わせて「Handbook」で独自の教材を作成し、社員・学生といったユーザーに配信できるシステムを提供する。
サービス提供は6月からで、月額料金は2万1000円。
◆ヤッパのホームページ内・ニュースリリース
http://www.yappa.co.jp/2010/03/30/onlinepaper20100330/#more-1150
◆レコチョクのホームページ内・プレスリリース
「株式会社レコチョクがAndroid OS搭載の形態向けに『音楽配信サービス』4月1日よりスタート!!」
http://recochoku.jp/press/100401/index.html
◆インフォテリアのホームページ内・ニュースリリース
「インフォテリア、『Handbook』を新たにAndroidにも対応」
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