Lang-8、Smart.fm、Skypeなどオンライン上での英語学習法は良質なものがそろっている。iPhone, iPadといった即座にウェブとつながる端末が登場した今、こういった無料教材を使わない手はない。この『iPad英語学習法』は、アメリカでジャーナリストとして活躍してきた著者による、「お金をかけない英語学習」の指南書だ。

「英語を話せる」という自信がつくまで、難しい表現をいくつも学んでみても、いざ外国人と向き合ってみるとおどおどしてしまって言葉が出ない。単語のひとつひとつを日本語から英語に翻訳している間に、時間が過ぎていってしまう。そんな調子でまったく英会話がモノにできず、学習時間だけベテランになっていく日本人は多い。
そんな英語学習者に、著者は『英語が話せるようになって初めて「英語を話せる」自信がつくのではなく、その自信がついてから英語が話せるようになるのである。』と説く。高度で難解な表現ばかり知っていても、ネイティブから「この人は英語が使えるな。」とはみなされない。take、have、put、get、pick、push、pullなどの簡単な単語を組み合わせた簡単な表現を使えないと、英語ができない人とみなされてしまうのだ。逆に、基本単語を使った表現だけをマスターし、それ以外はあえて覚えない、大事なのは「見切る」ことだと著者は言う。要点をぎゅっとしぼった学習スタイルに、思わずナットクしてしまう学習者はきっと多いはず。
著者はTech Wave編集長の湯川鶴章(ゆかわ つるあき)氏。米カリフォルニア州立大学サンフラン
シスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年の米国生活を終え、
2000年に帰国。時事通信編集委員を経て2010年に独立、現在テックブロガーとして活躍中だ。
著書に『爆発するソーシャルメディア』(ソフトバンク新書)、『ウェブを進化させる人たち』(翔泳社)などがある。
◆書籍詳細
価格: 1,260円
単行本(ソフトカバー): 128ページ
出版社: 阪急コミュニケーションズ (2010/7/30)
発売日: 2010/7/30
18.8 x 13.2 x 2 cm
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