非正規労働者の失業が相次ぐ中、再就職に向けた資格取得をサポートするために、鳥取県立図書館は、介護福祉士などの様々な国家資格や検定の教材を緊急発注し、29日から貸し出しを始めるという。専用コーナーを設け、約100冊でスタート。3月末を目処に、約1000冊まで増やす方針だ。
現在人材不足とされる介護・福祉分野や、希望者が多い事務職に関連した資格を中心に、介護支援専門員や社会福祉士、中小企業診断士、不動産鑑定士、宅建などの国家資格の問題集のほか、手話通訳技能検定やアロマセラピーのテキストも取り揃えた。ワープロや表計算ソフトのマニュアル本も用意している。
同図書館は、学生の就職活動に役立つ書籍や雑誌、パンフレットなどは既にコーナー化されているが、個別の資格や検定に対応した問題集は「個人が手元に置いて使うもの」として、これまで購入してこなかった。
しかし、県のまとめでは、3月末までの半年間に職を失う非正規労働者は1300人を突破する見込み。雇用状況が急速に悪化する中で「高価なテキストを読み比べ、購入の参考にしてもう意味もある」と発注に踏み切った。
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