迷惑メール対策推進協議会は2009年10月9日、「迷惑メール対策ハンドブック2009」を公開した。迷惑メールとは何かに始まり、被害の現状と有効な対策を学ぶことができる。紙版での配布は既に修了しているが、下記のリンクからPDF版を無料でダウンロードすることができる。
迷惑メール対策推進協議会は、2008年に設立された団体。通信会社やソフトウェア会社、消費者問題や法律の専門家が参加しており、迷惑メールに関する調査活動や対策の考案を行っている。
今回PDF版での提供が始まったハンドブックは124ページと内容豊富。技術面、法的側面などさまざまな状況を考えながら迷惑メールについて学ぶことができる。たとえば、技術的な側面では、迷惑メールの送信元のIPアドレスを調べることで迷惑メールを識別する「送信アドレス認証」の仕組みがわかりやすく解説されている。法的側面では、広告目的のメールが迷惑メールとみなされるケースがあることを紹介。メールに関する法・ガイドラインを知らないと、知らず知らずのうちに迷惑メールを送信しているかもしれないと注意を喚起する内容になっている。
また、同ハンドブックでは2009年の消費者庁創設にともない同庁にうつされた「特定電子メール法」「特定商取引法」の権限について紹介。消費者生活センターを介して消費者の迷惑メール被害への対応の迅速化がはかられているとし、被害に困った際の相談を呼びかける。
また、迷惑メールフィルターなどの実際の対策方法についても解説。企業向けには迷惑メール対策を取ることの重要性について記述しており、同ハンドブックはビジネスパーソンからの多大な支持を得ているとのことだ。協議会は、毎年改訂版を出していく方針。
・「迷惑メール対策ハンドブック2009」のダウンロードはこちらのページから
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