岩手大学(岩手県盛岡市、藤井克己学長)では、英語による専門教育の推進に向けて英語の動画教材のデータベースづくりに取り組む方針を明らかにした。海外大学による無償教材などもデータベースに加えて教員が授業に活用しやすいようにし、地方大学でも質の高い語学教育を目指す。
同大学では、英語で専門的な知識を扱える教員が少なく、また教材の準備にも苦労するという現状があった。そこで、今回データベースの構築に至ったという。
2010年度は、まずフィンランドのオーボアカデミー大学と連携し、「持続可能な開発」について学ぶ教材を無償で提供してもらう。今後もデータベースに加える教材を収集すると同時に、授業で試験的に導入していく方針。
同大学の英語カリキュラムでは、専門教育の分野で英語にふれる機会がほぼなくなってしまうのが問題とされていた。今回のデータベース構築にともない英語教育のレベルアップをはかる考えだが、学生の英語力の現状も考慮し、各分野の基礎知識を英語で学びながら、徐々に専門的な内容にふれるよう配慮する予定。
来年度から3年間かけて構築する予定。教育用の動画教材に合わせた、択一式から記述式まで難易度を3段階にわけた問題を作成する。3年間で約50セットをつくり、データベースにためていく方針だ。
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