今春開設された愛知教育大学教職大学院(刈谷市)が、教員を目指す他大学の学生を対象にした「出前授業」を始めた。出前授業の行き先として小学校から高校までの生徒が対象となることはよくあるが、教員を目指す大学生に向けての出前授業は例がない。
これは、学力低下や学級崩壊などさまざまな課題を抱える教育現場に対処するため、「プロの教師はどうあるべきか」の手本を示し、実践力のある教師を育てようという試みだ。名古屋大、名城大、愛知称徳大に出向く計画だが、養成があれば拡大していく方針だという。
愛知大の教職大学院では現在、16人の現職の教師に大学からの進学組と社会人を合わせた計23人が学ぶ。出前授業は、他大学の学生に大学院をPRする意味のほか、色々なタイプの大学と連携を取って、各分野で高い専門知識を持つ学生を教職に迎え入れる誘い水にするという狙いがある。
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