関西大(大阪府吹田市)と早稲田大(東京都新宿区)が近く教育研究に関する連携協定を結び、単位互換や共同研究、産学連携での交流の検討に入る。今月半ばに両大学トップが東京で調印する。連携により、関大は首都圏で、早大は関西でそれぞれ知名度のアップを図り、互いに地盤の弱い地域からの入学者の増加をねらう。
関大は東京での知名度向上に努めてきた。昨春には東京駅前の複合ビルに東京センターを移転。従来のセンターに比べて広さは3倍近くになり、約200人収容の教室を設けて定期セミナーを始めた。
早大は昨年6月に関西経済連合会に加盟するなど、関西企業との共同研究に前向きだ。早大入学者に占める近畿2府4県の高校出身者は5%(昨年度)で、関係者は「関大と交流することで西日本でも早大の魅力を浸透させたい」と話す。早大は同志社大とも1年間の交換留学を続けている。