アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)が、授業の教材として戦時中の資生堂の広告など約300点を導入することになった。広告が利用されるのは、同大学の「日本文化入門」の講座。広告に描かれた女性像をもとに、戦中の日本の社会・文化と女性のかかわりを学ぶソースとする方針。
来春からこの講義を担当するのは、言語学の宮川繁教授。1920~43年の広告資料を使って、モダン美を概念とするマーケティングに焦点をあてるとする。
2001年から、MITは大学の授業計画や講義内容を無償で公開する「オープンコースウェア」の取り組みを世界で始めてスタート。世界中で月200万人が閲覧しているこのウェブサイトは、現在2000科目中1800以上の科目の講義内容を公開。講義ビデオや宿題、試験問題まで閲覧可能な科目も。
同サイト内で資生堂の資料も見ることができる。これまでに日清・日露戦争の版画、広島平和記念資料館の原爆の資料などが紹介され、サイト内でも人気となっている。
・マサチューセッツ工科大学の近代日本関連のページはこちら
http://visualizingcultures.mit.edu
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