ベネッセホールディングスは9月7日、同社子会社の進研アドが推薦・AO入試で早期に合格が決定した生徒を対象に「大学入学前教育教材」を開発し、大学向けに販売することを発表した。
同教材は、学習者が進学する学部系統別(「看護・医療系」「理工系」「社会科学系」「保育・児童系」「食物・栄養系」など)でそれぞれの入学後の学習内容に対応したものとして構成されている。さらに学部卒業後のそれぞれの主な進路にそったテーマを社会人の体験談も取り入れているという。教材の構成は、総合テキスト、提出課題、ワークからなり、提出課題については、「進研ゼミ」の赤ペン先生で培った活用促進の採点指導ノウハウを応用しているという。
これらの教材の開発の背景には推薦・AO入試での早期入学決定者の増大がある。早期に入学が決定されると、入学までの学習に対するモチベーション維持が難しいことが課題となっていた。
2010年度に先行して刊行していた「看護・医療系」教材を使っていた学生からは、「進学する学部のイメージがついた」「入学が楽しみになった」「大学でさらに勉強したいと思った」などの評価を得ているという。次年度以降は教材内容、ラインナップの充実を図るという。また、携帯電話など新しいメディアの活用も検討中とのこと。