東京都港区立青山小学校で17日、手書き入力できる小型パソコン(縦15センチ横23センチ)やテレビ会議システムを使った授業が公開された。マイクロソフトとメディア教育開発センター(NIME)が取り組んできた実証実験の一環で、子供の学力向上にITがどう役立つかの研究だ。
この日は、2年生がプロジェクター、4年生がテレビ会議システムを使って発表。6年生は1人ずつ小型パソコンを使って友達を図書館に誘うメール分を書き、顔の見えない文字での対話において注意するべきことを模索した。同小学校は無線LANを設置しており、他の児童が書いた文章を、同時に自分が使っているパソコンで見ることができる。児童は、友達の書いたメールを見ながら、大事だと思った言葉に線を引き、自分のメール文に生かしていた。
同小学校は港区の予算でプロジェクターなどを整備し、昨年度からマイクロソフトとNIMEの支援を受けて「ウルトラモバイルパソコン」と呼ばれる小型パソコンを60台導入した。
準備に時間はかかるが、紙に書くのが苦手な児童もパソコンのテンポのよさと面白さに引かれて作業が進むようになったという。
電子黒板や電子掲示板、ニンテンドーDSなど、学校教育のツールも少しずつIT化が進む。近い将来には、日本全国でパソコンによる授業が実現しそうだ。
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