兵庫県教育委員会は、2011年からの新学習指導要領施行を前に、一部の公立小学校で、特定の科目を1人の教員が教える「教科担任制」を試験的に導入することを発表した。学習内容が高度になってくる小学5年生、6年生の算数と国語が対象で、教員の専門性を高めるほか、教科担任制を採る中学校への授業へとスムーズに移行させることなどが狙い。
教科担任制を導入している小学校は、国語で3.4%、算数で9.2%に留まっている。ただ、導入校では、教員が教材研究を重ね授業の質を向上させたり、学級担任と教科担任という複数の教員によって子供の異変により早く気付くことができたりと、様々な効果が表れている。学級担任には中々心を開かなかった児童が、教科担任と接することで、言動が落ち着いたという例もあるという。
兵庫県教委は09年度で数十校での実施を視野に入れており、結果を踏まえ、全公立小学校への導入を検討する。また、併せて5,6年生の算数と理科の授業には「少人数授業」も取り入れ、理数離れ防止を図る。
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