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012学校教育

2008年12月 2日

高校生がボランティアで点字本制作

東京都立忠生高校は来春、学科再編で閉校となる。その高校の3年生で構成されるボランティアグループ「忠生クリーンバード」は今秋から、中国・天津市にある、目の不自由な中国人に日本語を教える日本語訓練学校と交流し、教材用として点字本を自作し贈っている。その訓練学校はさいたま市出身の全盲の青木陽子さんが天津市に留学した縁で設立し、そこで点字本は「忠生文庫」と名づけられたという。

 

同グループは地域の清掃奉仕をするために自主的に参加した生徒たちで結成され、現在は学年約130人全員が参加している。学校周辺の清掃のほか、点字本の製作、小学校の特別支援学級の子どもとの交流、などを活動内容としている。点字は昨年度都立高校に導入された奉仕の授業で学び、現在30人が使えるという。

 

点字本は同グループを指導する増田雅子教諭が今春、青木さんのことを新聞で知り、教材として使ってもらおうと、絵本や童謡、カラオケ歌詞本など9冊に点字を打ち込んだシールを貼るなどして製作された。

同グループは次に、アニメ絵本「崖の上のポニョ」や料理本、英語・日本語同時点訳した絵本などを贈る予定。点字化作業は、昼休みや放課後に、手作業やパソコンで行われている。完成までに一ヶ月かかる本もあるという。

青木さんは高校生に、目頭が熱くなったと感謝の辞を述べ、両者の関係の一層の発展が期待される。

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