野村ホールディングスが学研ともに企画・制作した、小学生向けの金融経済教育用の教材「街のけいざい教室」を使った授業が13日、東京都品川区の区立清水台小学校(加村隆治校長)で行われた。
授業は「市民科」と呼ばれる教科の中で、シミュレーション形式で行われた。銀行から資金を借りて仕入れた折り紙を使ってカブトを制作、消費者に販売し、元利を返済した段階で収益がいくら上がるかという設定だ。生徒たちは銀行、カブトの制作・販売企業、材料の折り紙を売る企業、消費者に別れ役割を分担した。
カブトの売れ行きが悪ければ、借り入れは返済できない。児童らは、「銀行にも儲けがあることを初めて知った」「経済は楽しい。もっと知ってみたい」と感想を話していた。
品川区は、小中一貫教育で「市民科」の授業に力を入れている。同校はこの教材などをもとに、8回分の授業で経済の基礎を学び、企業や小売店の模擬店舗での体験学習で、さらに経済の仕組みを学んでいくという。
教材は、小学校高学年が対象で、今年四月から全国1200の小学校で使用されている。
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