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012学校教育

2008年10月28日

寸劇や紙芝居から学ぶ認知症講座

岩手県盛岡市那須川町の市立仁王児童センターで、小学生に認知症の知識を正しく身につけてもらうための「認知症サポーター養成講座」が開かれている。

 

県長寿社会課の職員5人による創作劇「ぼくのおじいちゃん」は、小学生のタクヤの祖父が認知症になり、散歩をしても家に帰れなくなったり、何度も「今日は何曜日」と尋ねるようになったりしていくストーリーだ。認知症になった老人役の男性職員が、舞台から降りて子どもたちの間を歩き回ると、「あっちだよ」と舞台を指さす声や、「こっち」と手招きする声が飛び交い、子どもたちの興味を引きつけたところで、別の職員が「おじいちゃんは認知症で、今まで覚えていたことを忘れていく脳の病気なんだ」と説明してみせた。

脚本を作った同課の宮沢真智子・介護予防推進支援専門員は「認知症になった人の不安な気持ちを分かってほしい」と狙いを話す。

 

同課は、紙芝居や劇の脚本を県内の各市町村にも配っている。県は厚生労働省が進める「認知症サポーター100万人キャラバン」に参加しており、サポーター養成講座はその一環だ。

全国キャラバン・メイト連絡協議会事務局の土屋純子さんは「子ども向けの教材が少ない中、要点をおさえた伝わりやすい内容」と県の試みを評価する。

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