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012学校教育

2007年12月 4日

科学的応用力、日本、6位に後退、OECD、06年調査

経済協力開発機構(OECD)は二29日、2006年に実施した生徒の学習到達度調査(PISA)について、科学的応用力の分野の結果概要をホームページで公表した。日本はOECD非加盟国を含む全参加57カ国・地域中6位で、2003年実施の前回調査の2位から後退した。トップは前回に続きフィンランドだった。
PISAはOECDが3年ごとに実施している国際的な学力調査で、知識の活用力を問う出題内容が特徴。多くの国で義務教育が終わる15歳が対象で、日本の高校1年生を含め約40万人が受けた。今回は重点分野と位置づけていた科学的応用力についての概要のみの公表で、読解力や数学的応用力など他の分野を含めた詳細な結果は、12月4日世界同時発表される。
科学的応用力でトップだったのはフィンランドで、得点は563点。香港が542点で2位、カナダが534点で3位だった。日本は531点。PISAはOECD加盟国の平均が500点となるように換算している。
PISAは国際比較ができる学力テストとして世界的に注目度の高い調査。日本は前回調査で、読解力が2000年の前々回調査の8位から14位に後退、数学的応用力も1位から6位に急落するなど大幅に順位を落としたことで話題になった。2003年調査の結果を受け、文部科学省が「日本の学力は世界的にみてトップレベルとはいえない水準」と初めて認めるなど学力低下論争の発端の一つになった経緯がある。

科学的応用力の上位10カ国・地域
順位 前回順位 国・地域
1 1 フィンランド
2 3 香港
3 11 カナダ
4 台湾
5 エストニア
6 2 日本
7 10 ニュージーランド
8 6 オーストラリア
9 8 オランダ
10 5 リヒテンシュタイン

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