ベルマーク運動は、1960年、僻地校支援を目的にベルマーク教育助成財団(東京)が設立され、翌年4月に運動がスタートしたのが始まりだ。学校のPTA単位でマークを集め、校内の備品や教材の購入に役立てるこの運動も今年で48年目に入り、参加校は今も増え続けている。1960年当時約2200校だった参加校は、約13倍の2万8500校に及ぶ。
少子化に伴うPTA会費の減少や自治体の財政難が、近年の増加の背景にあるようだ。
先日文科省の調査で、図書費として各自治体に予算措置された地方交付税の一部が、財政難を理由に他用途に転用されていた実態が判明。特に学校における図書費は軽視されがちだという。
07年度に約15万点を集めた福岡の香椎東小PTAは数年来、子どもたちに読ませたい本を「ベルマーク文庫」として購入している。06、07年度に買ったのは計約50冊。読み聞かせ活動などにも活用し、古賀良和教頭は「図書費は予算削減のしわ寄せを受けやすいので、本当にありがたい」と述べる。
PTAの太田登志子副会長は「『子どもたちの教育環境は自分たちの手で充実を』との精神で、活動を広げていく。発展途上国の教育支援にも運動が役立っているという事実も、子どもや保護者にもっと伝えていきたい」と話している。
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