プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G、本社:兵庫県神戸市、社長:桐山 一憲氏)は、「小学校の環境教育の実態調査」の結果をまとめた。
同社は、2008年から兵庫県の協力を得て、県下の小学校で「環境教育出前授業」として「水と生活の環境教室」を行っている。今回の調査は、環境教育に対する学校・先生の意識や実態、現場でのニーズについて現状を調べるため、NPO法人日本持続発展教育推進フォーラムの協力を得て実施したもの。東京・名古屋・大阪など、政令指定都市の小学校100校の教師100人と、神戸市の小学5,6年の児童100人を対象に行った。
調査結果によると、先生の7割が適切と考える十分な授業時間(年間平均19.6時間)が確保されており、先生の環境教育の必要性に対する意識は非常に高い(99%が必要と回答)ことが分かった。また、子ども達の環境に対する意識も高く(78%が環境に興味があると回答)、83%がもっと環境について学びたいと感じていることが分かった。
しかし一方で、環境教育実施においては、「授業で使える教材の不足」(49%)をはじめ、教材不足を補うために自力で情報収集をしていることが明らかとなった。先生方は、限られた教材と知識の中で、教えるのに苦心しているようだ。
環境教育への意識は高いものの、質の高い教育の実現には、環境が整っていないようだ。出前授業などによる「民間企業の協力」も求められており(56%)、充実した環境教育のためには、公的なものだけではなく民間企業などによる様々な支援が必要であることが明らかになった。
調査概要は下記の通り。
●調査実施者: P&G
●調査目的: 環境教育に対する先生の意識、現場のニーズ、子ども達の環境への意識を探る。
●調査対象: 調査1・政令指定都市(札幌/東京/名古屋/大阪/福岡)の小学校1~6年担当の
先生
調査2・神戸市内の小学校5~6年生
●調査期間: 調査1 2010年1月中旬~3月初旬
調査2 2010年1月下旬
●調査方法: 資料送付によるアンケート調査
●サンプル数: 調査1 先生100人
調査2 子ども100人
◆詳細な調査結果は以下のURLを参照。
http://jp.pg.com/news/2010_01/201004/20100407shiryou.htm
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