9日、2009年度第1回NIEワークショップが那覇市天久の琉球新報本社で開かれ、地域の特色があらわれた地域紙を授業の教材に用た授業方法が紹介された。
NIEとは、Newspaper in Educationのこと。2006年時点で世界64カ国で実施されており、国語や社会の学習、また最近注目されている「読解力」の向上にも役立つとされている。日本でも学校などで新聞を教材として活用することで、各地におかれたNIE推進協議会を中心に、全国規模で推進されている。日本、アメリカ、フランス、ノルウェーなどの国々ではNIE週間を設け、期間中新聞記者が学校で記事の書き方について授業をしたり、教師向けにセミナーを開講したりしている。
沖縄県のNIE推進協議会が主催して行われた今回のワークショップでは、協議会のアドバイザーの中学教諭らが新聞を用いた授業の一例を提示。過去の中国新聞の、広島市の市街地の写真を見ながら、川が氾濫した際にどのような対応が取られているかなどを生徒に考えさせる、といったねらいが説明された。
新聞記事の構成が、生徒の表現力やコミュニケーション能力を高めるなどの可能性も指摘された。琉球新報のNIE活動では、児童・生徒の成長段階に応じた『出前記者講座』など、今後の活動の工夫も考えているという。
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