福岡県福岡市立志賀島小学校の総合学習で、水族館と連携しICT(情報通信技術)機器で行われる授業が開かれた。
水族館「マリンワールド海の中道」で行われたこの授業は、館長の案内の元、児童らは通常一般客が入れない裏側の施設を中心に見学するという形式。文部科学省の委嘱事業として始まった「海を伝える"キッズボランティア"」は、ホームページの閲覧機能が加わったデジタル携帯音楽再生機「iPod Touch(アイポッド・タッチ)」を使い、海洋生物の魅力を伝える。児童は紹介したい対象を絞り、職員に取材したり、インターネットで集めたりした情報をアイポッドに取りこむ。そして、10月30日には、アイポッドを提示しながら来館客に発表する。
「アイポッドを使いこなすことで、情報処理能力、自己表現力を身に付け、奉仕する喜びも体験して欲しい。機器は、ゲーム機などに親しんでいる今の子供が学習に取り組む上での演出に過ぎない」と館長は語る。
同館はこれまでにも、PDA(携帯情報端末)やLAN接続できる携帯電話を使い、子供たちが新聞を作る授業などに協力した。「貴重で希少な物の収集に腐心するばかりではなく、博物館の最大の機能は物の情報発信にある。学社融合の一つの形として、地域の学校と連携しながら子供が情報を使いこなす力を養う手伝いをしたい」と館長は強調する。
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