パソコン検定協会と情報ネットワーク教育活用研究協議会(JNK4) は2010年12月9日、児童・生徒の情報活用能力を育成するためのモデルカリキュラム「新情報教育目標リスト」を発表した。両者のウェブサイトから無償公開する。
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このリストは、生徒が身につけるべき情報活用能力について、「どのような能力を、どの段階までに身につけるべきか」について具体的に示した項目リスト。2011年度から全面的に実施される新学習指導要領に準拠しているので、現場の教諭や教材制作者などが授業内容を考え、その効果を評価し、教材の開発をする際に活用できるという。
「新情報教育目標リスト」では、情報教育のねらいを教員も児童・生徒もじゅうぶんに理解することを目的として作成されている。情報教育が、単にパソコンの操作方法やメール・インターネットの使い方に終始するのをふせぐためだ。
今回発表されたリストの内容を達成することにより、「新しい情報を獲得し、それを自分で判断し、自分の考えを発信する能力」を身につけさせることを目指すという。これは、7日に最新の分析結果が発表されたPISAでの評価向上も視野に入れたもの。
このため、情報情報教育を独立した学習分野としてとくべつ扱いするのではなく、国語や理科といった各教科の中に情報教育にまつわるテーマを盛り込み、情報リテラシーを利用してさらなる教育の効率化をめざしている。たとえば社会科なら、「インターネットで自然災害の防止に関する情報を集める」といった項目を用意。
この点を理解しておかないと、従来の情報教育のように、ただネットサーフィンをして1時間が終わってしまったり、情報通信に関するいたずらに専門的な知識をテストで試すような学習が行われ、真に実用的な知識が身につかない恐れがある。今回発表されたリストを参考に授業の設計・評価をくりかえすことが、意義ある授業のためのガイドラインになるというわけだ。
また、パソコン検定協会では、ICT活用能力を評価する検定試験として現在実施している「P検」において、2011年4月からこのモデルカリキュラムに準拠した問題を用意するという。「P検」
◆パソコン検定協会
http://www.pken.com/
◆情報ネットワーク教育活用研究協議会
http://jnk4.org/jnk4home/
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