凸版印刷と
東京学芸大学は、6月7日に企業参加型の教育支援プログラムの共同研究を2011年6月中旬から本格的に開始すると発表した。
近年、学校に自社のコンテンツや技術を活かした出前授業や職場体験プログラムなど、いわゆる教育CSR活動を実施している企業が増えているが、学校現場からは企業のプログラムが学校の授業方針と異なったり、教える企業の人間の教育リテラシーが問題になることもあり、企業側としてもプログラムを実施できる学校を探すことが、大きな負担になっているという。
このような状況の中で、凸版印刷と東京学芸大学はこれらの課題を解決するために共同研究を開始。凸版印刷が持つCSRコンサルティングのノウハウと、東京学芸大学の持つ学校ネットワークや学習指導要領に沿った教育ノウハウを活かして、出前授業などの実践調査やプログラムカリキュラムの開発、企業と学校のマッチングを行なうという。さらに、デジタル教科書・教材の現場検証も行なう。

この共同研究により、子どもたちが社会や学校・家庭以外の物事や人々に関心を持ち、学ぶ機会が生み出される。そして人間関係を形成し、自己を高めていく、子どもたちの「生きる力」の育成へとつながることを目指すという。
同社によれば、今後の展開として教育CSRに興味のある、企業・団体と小・中・高等学校が出会える場として、教育CSR実践プラットフォーム(名称「こども未来クラブ」)の構築、事業化を目指すという。