厚木市の湘北短期大学は今月から授業の一環としてITを駆使したオリジナルの幼児向け教材の制作を始めた。
そこで作られたのが「デジタル紙芝居」。紙芝居の媒体が紙からPCに変化しただけでなく、子供たちの声の反応によって微妙に展開が変化するという点が斬新だ。例えば童話「赤ずきんちゃん」で、オオカミが少女を襲おうとする場面で、見ている側が「危ない」「逃げて」と声を出すことで、少女の反応や動作に差が現れるという。自発的に参加しないと物語が進まないこともあり、参加意識を高めるのが特徴だ。
指導する沢口隆専任講師は、「面白くてもテレビを見せるのと同じでは意味がない。教育に役立つのかが大切」と話す。童話や昔話をもとにしたり、オリジナルの物語を手掛けてもいい。
現在は情報メディア学科の30人の学生が携わるこの取り組みは、来年度以降本格化し、作品を保育学科の学生が保育園で実演するなど、他学科と共同で進める。来年一月、厚木市のプラネタリウムを使い、大掛かりなオリジナル作品の上映会も予定している。
このエントリーのトラックバックURL
http://121.119.184.163/mt/mt-tb.cgi/468