OECD加盟国の15歳を対象に行われる3年に一回の世界的な学力テスト「PISA(Programme for International Student Assessment)」が今年行われる。テスト科目は「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3分野で、毎回そのうちの1つが重点的に調査される。2006年のテストでは科学的リテラシーが中心に調査され、日本は参加した57カ国のうち、台湾や香港に次いで5位だった。2000年は1位、2003年は3位だったので、順位の低下が話題になった。
文部科学省はそれを受けて「2006年の結果を受けて、理由教育や言語教育などに力を入れてきました」と語る。
ここで、公開されているPISAの問題を一部拝借する。あなたは解けるでしょうか。
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2500年以上前にアテネで作られた女人像柱は、大理石(炭酸カルシウム)からできています。1980年に本物の彫刻はアクロポリス博物館に移され、代わりに複製が置かれました。本物の彫刻は酸性雨に浸食されつつあったのです。
<問1>
酢と酸性雨はほぼ同じ酸性度を持っています。大理石のかけらを酢に入れると、気泡が発生します。そのまま一晩つけて、翌日取り出し、乾かしました。乾いた大理石のかけらの質量はどうなっているでしょうか(酢に一晩中つける前の大理石のかけらの質量は、2.0グラム)。
A: 2.0グラムより小さい
B: ちょうど2.0グラム
C: 2.0グラムから2.4グラムの間
D: 2.4グラムより大きい
<問2>
この実験を行った生徒たちは、大理石のかけらを、酢だけでなく蒸留水にも一晩中つけこみました。実験にこの手順を含めるのはなぜですか。説明してください。
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この問題は比較的易しいほうで、もっと難しい問題もあるそうだ。単に知識を問うのでなく、思考力や持っている知識を工夫して解決することが要求される。以下解答↓
問1の答え:A。大理石のかけらを酢に入れると、気体が発生して質量が減少する。
問2の答え:反応を起こしているのが酸(酢)であることを明らかにするため。
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